エコツーリズムとは
実はコスタリカはエコツーリズム発祥の地なんです。
エコツーリズムは環境省によると、”地域ぐるみで自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組み”とのこと。
エコツーリズム発祥の地と言われるだけあって、自然をテーマにしたアトラクションが多いのがこの国。すでにタバコン温泉とセレステ川を紹介していますが、まだまだ見どころがあるんです。
”火の鳥”のモデル:ケツァール
コンクリートジャングル•ニューヨークに住んでた時、セントラルパークに行って自然に癒されることが習慣となっていたくらい私のなかで自然を渇望していた時がありました。その時にたまたま目に入ったのが旅行好き先輩のフェイスブック。緑の美しい鳥、ケツァールを知ったのはその投稿。ケツァールは手塚治虫さんの”火の鳥”のモデルともなった鳥。コスタリカではその鳥を探すツアーが楽しめるんです。
一応、ケツァールはグアテマラの国鳥でもあり中南米の所々に分布しているようですが、治安とかも考えるとコスタリカで見るのがベストかと。
ケツァールが見れるのはコスタリカのモンテベルデ自然保護区。
おそらく運が良ければツアーに参加しなくても見つけることができると思うのですが、ツアーガイドさんはケツァールを探すプロ。ツアーに参加する方が見つかる可能性が高いです。現地のガイドさん同士で情報を交換していますし、深い森の中で素人が森と同色のケツァールを見つけるのはめちゃくちゃ困難。あそこにケツァールいるよってガイドさんに言われても一瞬でケツァールを見つけられる観光客はほぼ100%いないでしょう。それくらい森の中でケツァールを見つけるのは素人には難しいのです。
こういった事情もあり、私は迷わずツアーに参加。まぁいつも大体ツアーに参加していますがw
私は2020年にViatorに載っていたMonteverde Reserve Morning Walk -Monteverde Wild-というツアーに参加したのですが、同じツアーは無くなってしまっていました。
似たようなツアーはこの辺でしょうか。
ガイドさんが質の良い望遠鏡を持ってきてくれていたのですが、そのレンズを通じてiphoneで撮ったケツァールの写真がこちら。
望遠鏡通じてもスマホで写真が撮れるって知ってました?私はガイドさんに教えてもらうまで知らなかったのですが、こういう新しい発見も人との関わりがあってこそですよね!
今更ながら、ケツァールを初めて見た時の感動は忘れません。
朝早くに行かないと見れなかったり、保護区に入るにもチケット必要だったり色々ルールがある模様。調べるのがめんどくさかったり、ケツァールに遭遇する可能性を高めたい人はツアーに参加しちゃいましょう♪
ちなみにモンテベルデ自然保護区にはこんな映える吊り橋もあります!
モンテベルデ:ナイトツアー
ちなみに一緒にツアーに参加したアメリカ人夫婦が昨晩は夜のツアーに参加したのよ、といって大きな蜘蛛の写真を見せてくれました。
蜘蛛以外も多くの昆虫や生物の写真を見せてくれた記憶があります。多くの生き物は夜行性なので、夜に虫の写真が撮れるという点が人気で家族連れも多く参加するんだそうです。小さな息子さんがいる会社の先輩からは虫が見れる旅行先ははどこだとよく聞かれるのですが、その時にはコスタリカをお勧めしていました。私は朝のツアーに参加したあとすぐに移動があったので夜のツアーは参加できませんでしたが、時間があり虫が好きならナイトツアーへの参加も良いのかもしれません。
こちらの保護区でのトレッキングはアップダウンが少ない事に加えコスタリカ自体が英語が使え、さらには安全な国なので子連れでも比較的安心。虫に飽きたら温泉も楽しめるし、実は色々できる国。アメリカ人の友達はこの国でサーフィンもしていました。
モンテベルデのツアー参加する場合の宿泊はどこがいい?
宿泊したのはMonteverde Country Lodge。ダイニングの雰囲気がとても良きでした♪
こちらのホテルにしたのは以前紹介したInterbusが止まる場所だったからというのも理由。Interbusについてはこちらの記事をご参照くださいね。
予約はこちらとっても田舎ながら、そこそこいいお値段($115程度)しましたが全体的にコスタリカはアメリカナイズされていて物価が高めなのでご注意を。輸出入も米国がダントツなのだそう。
ツアーに参加するとなると朝早かったりするので、正直安全面が最低限あればあまりホテルはこだわらなくてもいいのかもしれませんね。
ここでお金を使うよりはタバコン温泉のホテルにお金を使いましょうw
その他、コスタリカでできること
もっと時間があればやりたかったことはコーヒー農園に行くことでしょうか。
首都サンホゼからオプショナルツアーでコーヒー農園に行くツアーが複数あります。サンホゼの街並みを回るツアーもありましたが、スペイン語圏だけあって街並みはプエルトリコだったりメキシコなどの街並みと似ている感じが否めないため私は割愛。もしかしたら、他の中南米にない貴重な歴史を伝える資料館だとか色々あったんかもしれないけど。
コーヒーはいわゆるコーヒーベルトと言って赤道近くではないと生産ができないため、中南米でよく生産されています。もちろんここコスタリカでも生産しており、生産量ランキングが世界15位。ランキングは正直あまり高くはないですが、コーヒーはコスタリカの定番のお土産。
コーヒー農園のツアーはサンホゼ発であり、モンテベルデではないのでご注意くださいね。サンホゼからモンテベルデまでは車で3時間くらいの距離です。