- なんとなく心に残らなかった旅行。
- 写真でやっと思い出す程度の場所。
- もしかしたら写真を見てもどこに行った時のだかわからないくらいに覚えていない場所。
旅行後振り返ってみて、上記一つでも当てはまる方。ぜひこちらの記事をご参考ください。
せっかくお金と貴重な時間を使って旅行したのにこれだとちょっと勿体無いですよね。旅行はちょっとの工夫で心に残る素晴らしい経験と財産になるもの。本当に心に残っている旅行はその時感じた気持ちや人の温かさなどが思い出させることが多いです。
本投稿では、31カ国を旅行した私が実際に実践している旅行を楽しむコツを紹介したいと思います。
1、旅行に行く前に自分で行きたい場所を調べる
私が今まで行った先で記憶にあまり残っていない旅行は他の人任せにしてしまった旅行です。何気なく友達に誘われて行った先、それはそれで楽しいのだけれど自分のこだわりが全く反映されていないのでその場限りになることが多い印象。
Your time is limited, so don't waste it living someone else's life.
”あなたの時間は有限なのだから他の人の人生を生きるような無駄なことはするな”
Steve Jobs (2011)
世界一周した人が言う、世界一周のデメリットとは旅行に飽きてくることだそう。
飽きる理由は計画を立てずに適当に旅行するから。例えば1年くらい世界一周をしている人が1年分の旅程の詳細まで決めたりはしませんよね。海外旅行だと効率よく、行く前からワクワクしているものですが世界一周はそうでもない、海外旅行の方が効率がいいと言うようなことを聞きます。
2つの条件の何が違うのか、それは自分が能動的に計画しているかどうかの違いが影響しているからではないでしょうか。結果人任せにしてしまった旅行でも、自分でここに行きたいからここは絶対行こう、との会話があるだけで大きな違いになります。
2、行きたいところが決まったら徹底的に調べる
行きたいところが決まった後、どのように旅程の詳細まで決めますか?過去の私だったらガイドブックを買いに本屋さんに走っていたかもしれません。でもガイドブックは最も頻度の高いものでも1年ごとの更新なのでCOVID 19のようなパンデミック下では情報が古かったりします。
私のおすすめはインスタグラムで絶景ポイントを探し、オリジナルのHPを見に行くこと。人間やはり写真の方が自分が旅行した時のイメージがつきやすいもの。
ホテルであればexpedia、hotels.com、Tripadvisorなどのクチコミサイトで口コミの高いものを選択すると間違いやがっかり感が少なかったりします。
ご飯どころならこちらもインスタグラム、ないしはアメリカらなEaterなどの食専門のサイト、そしてYelp(日本ならもちろん食べログ)を見ることが多いです。
調べるという能動的な行動がワクワクを作り出すきっかけになるのはもちろんのこと、事前に調べていくことで当日だと予約が取れないようなレストランなどを予約する余裕ができるので一石二鳥。現地でYelpみてここいいなって思っても満席だった、ってこと結構ありますよね。それがストレスで一緒に行った人や自分自身が機嫌悪くなったりしたことありませんか?
最低でも事前にフライト、ホテル、そして食事どころは決めておくのが個人的にはベストだと思っています。ちなみに日本からアメリカに旅行を考えている方。アメリカではOpen table、Resy、Tockがレストランの予約サイトです。
英語で電話する必要ないのでこちらを使用してのレストランの予約をお勧めします。
3、旅行後、旅行中学んだこと、感じたことをアウトプットする
これはもうすでに実施している人が多いと思いますが、インスタグラム、ピンタレストなどなんでも良いので情報をアウトプットするのが効果的。
勉強でもそうですが、人の記憶って何度も反芻することで定着していくもの。忘却曲線って言葉聞いたことありますよね。何を見たのか、何を感じたのか、何が素敵だったか、良い思い出とともにアウトプットという行為をすると良い思い出が記憶に残りやすいです。また自分が投稿したものが誰かの旅行の役に立った、という実感。そして投稿に対していいねをしてもらったりコメントを残してもらったりすることでより記憶の定着が測れます。
4、できるだけ歴史的背景を調べる
これは時間的になかなか難しいとは思うのですが、どのように国や地域が成り立ったのかを事前に予習しておくと楽しみ方が変わります。
例えば、アメリカのボストンという街はイングランドからの移民が入り込んできたことでスタートしているのですが、重税に耐えかねてイギリスとボストン住人たちの間での衝突がスタート。などこの背景を詳しく知っているだけでもボストンのフリーダムトレイルがかなり楽しくなり、当時の様子がイメージしやすくなるというもの。どの国でも国の成り立ちに影響を与える歴史があります。過去に活躍した人に敬意を払いながら街を歩くとなんだかほっこりします。
5、滞在にAirBnBを使用する
これは旅に慣れた人向けかもしれません。少し長く滞在する場合、またはマイナーな場所に行く場合などは予算外だったり意外とまともに泊まれることがなかったりします。
でもAirbnbなら安く泊まれる可能性が高く、また普段ホテルが営業しないような場所でも部屋を見つけることができます。またホテルが乱立している場所でも、逆にAirbnbに泊まることで現地で生活している気分を味わう、というのも素敵な過ごし方。
6、現地の食べ物にフォーカスする
現地のいわゆるローカルフードってそこの土地でしか取れない野菜、魚などを使っていたり、文化が反映された料理だったりしてただただ味を楽しむだけではない楽しみ方ができます。
たとえばキーウェスト、バハマなどのカリブ海では基本的にはこの地域のみコンク貝と呼ばれるピンクの綺麗な殻をもった貝が取れますが、やはり現地はこの貝を使った料理が有名。マイアミとバハマ、違う国なのに同じようにコンク貝が現地のフードだったりするのは不思議な感覚を覚えます。
7、現地の人からいろいろ教えてもらう
旅行先で楽しむコツは現地の人と仲良くなり穴場スポットを教えてもらうこと。自身で調べることも重要ですが、住んでないとわからない情報も沢山あります。
それこそバハマに旅行に行った際、タクシーの運転手が実はツアーガイドで行きたいところを伝えたらご自身の運営するツアーに参加させてもらえたという偶然の出会いも結構楽しかったりします。なので旅程は比較的ゆるくし、教えてもらった場所に行けるようにしておくのもポイント。
8、旅程は詰めすぎない程度にしっかり計画する
日本と違ってフライトがキャンセルになったり、遅延したり。また泊まったホテルでお湯が出ないなどは日常茶飯事。特にアメリカ国内で注意したいのは早朝や深夜の国内便は比較的キャンセルになりやすい、ということ。航空会社事由でのキャンセルは無料で別の便に振替をしてもらえますが、その便のスケジュールが合わないということもしばしば。おそらく一番困るのは帰りの便のフライトがキャンセルされてしまい、次の日の仕事に影響があるパターン。
なので私がいつも気をつけているのは国内線の最終便だけは避ける。というものです。最終便一本手前、などにしておけば最悪次の便があるので戻れますよね。予想がつかない旅行だからこそ計画は余裕を持つこと。ただし上記にお伝えした通り、事前にガッツリ調べていきたいところはあらかじめ予約することも大切。
9、車の免許を取る
アメリカに住んでいると地味に重要なのが車が運転できるかどうか。もちろんUberなどが使えるところも多いのですが、ニューヨークですら少し僻地に行くと行きは大丈夫なものの帰りはUberが捕まらない。なんてこともしばしば。
Uberを頼りきっていると結構盲点だったりします。旅行で重要なのはもちろん調べることと、いかにストレスを無くす工夫をするか。この2点に限ります。
10、コレクションを作る
よく見かけるのは現地でしか買えないスタバのマグカップ・マグネット集めなど。これは比較的米国駐在員の多くが実施されていますが、結構荷物になります。日本に帰った時どこに置こうか。という悩みの種になることも。私がお勧めしているのはもっと手軽なスタンプラリー。私は自然が好きなのでアメリカの国立公園を回ることが多く、こちらのスタンプラリーが個人的に大ヒット。場所を取るのはこの本だけですし、コレクションして集めたスタンプを見返すのは達成感があるのでどんどん旅行に行きたくなるという。この冊子を使って次の行先を決めることもあります。アマゾンでも買えたりするのでお勧め。