North America San Francisco

サンフランシスコ人気観光地No.1 アルカトラズ島への訪問

2021年5月14日

アルカトラズ

壁にインディアンはウエルカム、と書かれている

サンフランシスコ市から2.4kmにある小島、アルカトラズ島。Trip Advisorでもサンフランシスコ人気観光地No.1を獲得しています。

ここには昔本当に使われていた有名な刑務所があります。なぜ有名かというと、その昔アル・カポネが収容されていたり、周りが海で囲まれているため脱走不可能な刑務所と呼ばれていたりするためです。

3日目:アルカトラズ島訪問

アルカトラズ島までの行き方

アルカトラズ島シティクルーズのオフィシャルHPよりオフィシャルチケットを購入します。複数のベンダーがあるのですが、オフィシャルHPより割高だったりするので注意。

島までのフェリー、入場料、そしてオーディオツアーのレンタルが含まれるチケットは大人41ドル。子供(11歳以下)が25ドルとなります。

ちなみに人気があり、なかなか希望の日の予約が取れないのですが、もし希望の日が一杯でも諦めずに何度もHPを更新してみてください。私もツアー前日にギリギリチケットが取れました。

※COVID19により営業時間が変更となっています。

2021年5月15日〜5月31日まで
金曜日〜月曜日:10時〜3時まで
火曜日〜木曜日:2時〜5時まで

2021年6月1日より
11時〜3時まで

フェリー発着はPier 33です。

予約した時間にこのフェリー乗り場に行き、フェリーに乗り込みます。フェリーに乗って15分程度でアルカトラズ島に到着。

サンフランシスコまでの帰りのフェリーは自分で選べ、いつ戻っても良いとなっていますがオフィシャルガイドには3時間程度を見た方が良い、と書かれています。しかし2泊3日の私の旅程は3時間も滞在できず1時間ほどで市内に戻りました。滞在時間1時間は見所であるポイントのみオーディオガイドを聞き他はほとんど飛ばす、というようなスピード感となってしまいます。やはり所要時間は3時間程度見といた方が良いかと思います。比較的歩くので、運動靴で行くのがお勧めです。

Alcatraz map

2017年に旅行に行った時は朝8時半からのチケットがあり、それに乗り込み島を1時間観光。その後12時50分サンフランシスコ発のフライトに乗り込むという強行突破をしました。

アルカトラズの歴史

アルカトラズ島自体は過去誰からもあまり興味を持たれてなかった島なのですが、1848年から1855年のゴールドラッシュの頃からその存在が認識されるようになってきます。

まず目をつけたのが、アメリカ軍。ここに大砲などを設置したそうですが誰も攻めてこなかったのでその後軍事刑務所として使われるようになりました。1933年からは軍から連邦に運営が移され連邦刑務所として1963年に閉まるまでの間刑務所として使われています。1969年にインディアンによる占領を経て1973年より一般公開されています。

アルカトラズ建物内

だいぶ古い建物なので、お化け屋敷感漂う。

ユニークな受刑者

ロバート・フランクリン・ストラウド

バードマンとも呼ばれ殺人罪で監獄されていたものの、アルカトラズに入る前は刑務所でカナリアを飼い鳥の病理の研究に没頭。独房の設備の一部を使ってアルコールを密造し、結果的にアルカトラズに移送されたというユニークな経歴の持ち主。IQが112のサイコパスだったそう。

アル・カポネ

有名なアメリカのギャング。アメリカの禁酒法下で酒を密造、販売、賭博行の犯罪組織を運営。26歳にしてギャングのトップに立ち官僚を買収したため実質シカゴの市長のような立ち位置だったそう。のちに梅毒が悪化し、痴呆なども発症。寂しい最後を送っています。

フランク・モリス

彼がアルカトラズで一番有名かもしれません。その理由は唯一脱獄不可能と言われていたアルカトラズ島を脱獄したから。彼がどのようにして脱獄したかがアルカトラズ島を訪問することで確認できます。海に出た後は生存も死亡も確認できておらず、その消息は誰も知らないのです。彼もIQ133の天才だとか。

アルカトラズ モリス人形

こちらがモリス氏が作った脱獄用の人形

 

アルカトラズからの脱出という映画もこのモリス氏の脱獄を題材にしたものです。

その他、他にも複数の映画やドラマの題材となったこちらの島を是非ご堪能ください。

-North America, San Francisco
-,

© 2024 Share my Life