Gourmet North America San Francisco

サンフランシスコ ゴールデンゲートブリッジだけじゃない 市内観光

2021年5月14日

SF フィッシュマンズワーフ

※COVID19の影響で営業していないお店がある可能性もあります。事前にお調べしてからご旅行をお楽しみください。写真は2017年のものです※

ニューヨークから飛行機で6時間、時差はマイナス3時間のカリフォルニア州の都市、サンフランシスコ。ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴに次ぐ4位の規模の都市となります。ちなみにカリフォルニア州だけでイギリスのGDP以上というから驚き。

サンフランシスコといえば赤いのにゴールデンという名前がついているゴールデンゲートブリッジが有名ですが、それだけじゃなく実は多くの見所があります。今回はニューヨーク発2泊3日でサンフランシスコを旅行した時の旅程を紹介してみたいと思います。

1日目:サンフランシスコ市内観光

まずは宿泊場所を決めましょう

効率よく回るため、サンフランシスコ市内に宿泊しました。場所はホテル・ニッコー・サンフランシスコ。サンフランシスコに来たときはアメリカに駐在してすぐだったため、日本のクレジットカードしかなく日本で作った手持ちのJALカードと少しでもマイル的にシナジーのあるホテルを探しました。このホテルがとてもいいのは日系のホテルということで語学の面でもサービスの面でも安心感があること、また旅のスタート地点に選んだケーブルカーの始発駅であるパウエルストリート駅に歩いていけるという利点があったからです。とはいえ基本的にサンフランシスコはニューヨークと同じくUberなどが運行しており、移動には困りません。

市内観光に最適、ケーブルカー

サンフランシスコは大変レトロなケーブルカーがあります。坂の多いサンフランシスコでの移動手段として1873年に開業され、現在も現役。世界最古の手動運転の循環式ケーブルカーとなります。見た目は路面電車なのですが、地面にケーブルが埋まっておりそのケーブルが動力となってこの車両を動かしているんだそう。さてケーブルカーは道中の駅でも乗れるのですが、パウエルストリート駅から乗ると、面白い光景を見ることができます。

それは手動で車両の向きを変える、というもの。ケーブルカーに乗るまでに並ぶことになるかと思いますが、その間に何人かのスタッフが協力して車両の向きを変えるというイベントが見られるのです。レトロなのはわかってましたがまさかのマニュアル操縦にびっくり。

ケーブルカー転車台

ケーブルカーの転車台での様子

ここで一つ注意すべきは、並ぶ前にチケットを事前に購入する必要があるということです。

ケーブルカーの料金は片道8ドル。パウエルストリート駅の近くにある売店で買うこともできますし、MuniMobile®Clipper® Card、またはそのアプリで購入することもできます。もし旅行中何度も乗るようであれば13ドルで1Dayパスポートというものも購入でき便利です。

パウエルストリートから乗れるラインはパウエルーハイド線とパウエルーメイソン線です。パウエルーハイド線の方が人気があるようですが、いずれも観光地であるフィッシュマンズドワーフまで向かうのでそこまで気にする必要はないかもしれません。

ケーブルカー

ケーブルカー。レトロな車体はカラッとした気候のサンフランシスコの青空に映える。

カーブルカーのマップ

カーブルカーのマップ

 

ケーブルカー車両からの街並み

車両は混んでいるので見たい景色がある場合は座る場所も重要

 

電車に乗って向かう先はロンバードストリート

ロンバードストリート(Lombard Street)はサンフランシスコでも有名な観光地。なぜ道が有名なのかというと急勾配に作られた世界一のグネグネ道と言われているから。日光のいろは坂が可愛く見えるほど。

Google mapで見てもこの一画だけ異質のうねりがあることが確認できますね!

ケーブルカーは途中で降りることができるので、ロンバートストリートの近くで降りてロンバートストリートまで歩きました。

Lombard st

初めての観光でもこの道の近くには観光客が多いので、迷うことはありません。階段の登り降りは急で体力も必要なのですが、どれくらい急なのかぜひ歩いて体験してみてください!車がゆっくり列をなしてこの急な下り坂を降りる車の動きもたいへん面白いです。ここは本当にお勧めの観光地。
季節によっては歩道の脇にに花も咲いていて綺麗ですよ。

ロンバードストリート

ロンバードストリートには歩道も整備されている。

そのまま歩いてフィッシャーマンズ・ワーフへ

Fisherman's Wharfはサンフランシスコ北に位置する波止場。魚介類を販売しているお店がたくさん集まっており、観光地になっています。

ここでは新鮮な魚介を食べてもいいですし、売店も多い活気のある場所なので色々お気に入りのお店を探しても面白いと思います。

実は私が目指した先は全く魚介に関係なくて、カリフォルニア発祥のIn-N-Out Burgerでランチをするため。東海岸にはない人気のファストフード店です。

In-n-out Burger

写真を撮りそびれていたので、画像サイトから拝借。赤と白のシンプルなデザインのお店。

さてここでお昼を食べたらそのまま海沿いを渡ってPier 39まで歩きましょう。

Pier 39

Pier 39は小さな遊園地のようになっており、子供と一緒に過ごすには最適な場所です。私が行った際にも大道芸人が子供たちの前でマジックのようなものを披露していました。

Pier 39

子供たちに大人気の観光地

Pier 39

カラフルな外観がとても可愛らしい

なんと言ってもこのPier 39の名物アシカの日光浴は見もので子供のいない私のようなアラサーでも十分楽しめます。

冬には900頭ほどにもなり、夏は繁殖のため南に移動するようですがそれでも以下の写真のようにある程度の頭数がこの波止場に残るんだとか。鳴き声もそこかしこで聞こえ、賑やかで癒されます。

Pier 39 アシカ

アシカの日光浴。

Uberで移動してBay Bridge方面へ

Pier 39から湾岸沿いに南下すると1800年後半に建てられたこの建物が目につきます。これはフェリービルディングと呼ばれ、当時は電車でこの街に来る人のシンボル的な建物でした。その後ゴールドラッシュが始まり、船でこの街を訪れる方に親しまれましたがゴールデンゲートブリッジが開業後は車で市内に入る人が増えたため、1950年までにはほぼ使われなくなりました。その後はオフィス仕様になりだんだんと廃れていくのですが、2003年に4年の歳月をかけてリノベを行い今はレストランやマーケットなどが入る観光地となっています。ここのHogs Island Oyster Companyがお勧め。スタッフさんが目の前で殻を剥いてくれて、そのまま新鮮なオイスターを食べることができます。こちらも人気で行列ができていました。

Ferry Building

新鮮なオイスターを提供しているレストランや、地元の農家の方が花や野菜を販売している。

ゴールデンゲートブリッジは言わずもがな有名ですが、こちらの橋もなかなか豪華で人も少なくゆっくりできます。

Bay Bridge

Dinnerはカリフォルニア料理で決まり

Boulevardレストラン外観

Bay Bridgeの近くにはカリフォルニア料理を出しているレストランがあります。私が行ったBoulevardはレトロな建物が目を引くレストラン。カリフォルニア料理を提供するレストランというだけあり、ナパやソノマのワインも取り扱っています。こちらはミシュランガイドにも掲載されたお店で完全に満席でした。店員さんも大変気さくで一人でも入りやすいです。

最後に

個人的に時間があれば行きたかった場所がヒッピー発祥の地であるヘイト&アシュベリー。
その他、Alamo Squareのようなかわいいお家、またインスタ映えするような階段16th Avenue Tiled Stepsなど。初めて行ったサンフランシスコは王道の観光となりましたが、次回行くときはニッチなところを攻めたいです。

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