バハマはカリブ海に位置する700もの島で成り立つバハマ諸島を所有する国です。
バハマは珊瑚礁で囲まれた透明度の高い海を有しており英国領ではありますが、アメリカとの関係性が強く500万人の観光客のうち87％がアメリカ人なんだとか。007など映画のロケ地に選ばれている他、セレブの別荘が数多く存在しています。
首都ナッソーには大半の旅行客お目当てのアトランティスというテーマパークがあります。アトランティスはナッソーの北東にあるパラダイスアイランドに位置しており、飛行機でたった3時間で行けるリゾート地なのです。
ニューヨーク市内からニューヨークの空港までのアクセスはこちら。
アトランティスとは
パラダイスアイランドのほぼ大半がこのアトランティスの一部であり、The Cove、The Royal、The Reef、The Coral、The Beach、Harborside Resortの6つのホテルを有します。
アトランティスの魅力
アトランティスがこれら6つのホテルを運営しているだけあって、パラダイスアイランドはアトランティスがほぼ独占状態。米国に戻るときに必要なPCRテストも各ホテルで実施されており宿泊者は基本無料で受けることができます。併設されている大規模なプールも宿泊者は無料。敷地内にはちょっとした水族館、イルカと遊べるプール。専用ビーチとゴルフコースもあり、まさにここにいるだけで数日過ごせちゃう場所。
アトランティス内の移動には無料のシャトルバスを使用することができます。5−10分ごとに各ホテルを回っているためやや遠めのホテルに泊まっても移動には困りません。
ホテル内のレストランの支払いは全てカードキーで済ませることができ、クレジットカードを持ち歩かなくてもいいので安心して遊ぶことができます。また宿泊者が多いため、外部のツアーに参加する場合でも多くのツアーの集合場所になっていたりもするので便利です。
それぞれのホテルの特徴
The Beachはカジュアル、The CoralはThe Beachよりワンランク上、Harborside Resortは港前の一戸建てで家族や大人数向け、The Reefは最も新しい建物で部屋にキッチンが付いているためアパート感覚で泊まれます。The Coveは高級感漂うホテルとなっており値段設定も全体的な高め。レストランも値段設定が高く子供不可のプールを有します。The Royalは東と西の2つのタワーを有しており、普通のお部屋はThe Coveより少し安めです。しかしその中でもその2つのタワーをつなぐ”ブリッジスイート”は世界一高い部屋に選出された有名な部屋なんです（2002年 Forbes社）。一晩あたり$25,000すると言われており、過去Donald Trump, Kim Kardashian, Lady Gaga, Michael Jacksonなどの著名人が宿泊しています。
The Royalに宿泊
さて今回私が宿泊したのはそのThe Royal。Premium Guest Roomsの一つに宿泊しました。The Cove、The Royal、The Coralはマリオット系列であり、Marriott Bonvoyポイントも貯めることができるため私はこちらにしました。
余談ですが、私は現在使用しているクレジットカードの特典でゴールドエリートのステータスが付与されています。ゴールドエリートのステータスだと遅めのチェックイン、空きがあれば無料で部屋をアップグレード、無料Wifiなどのサービスがついてきて地味に嬉しいです。日本でもマリオット系列のホテルEditionやAC Hotelが新しくOpenしていますし、基本的にどこの地域に行っても系列のホテルがあるのでポイントが貯めやすいです。詳細は以下のリンクよりご確認ください。
結果的に大満足！
というのもThe Royalはアトランティスの中心に位置しており、フェリー場まで徒歩圏内。またカジノ、The Digなどのアトラクションは全部こちらのホテル内にあり、かつメインのプールに近い場所に位置しています。
アメニティは英国発のブランドGilchrist & Soames。
アトランティスのロゴの入った水筒がプレゼントされるので、ホテル敷地内で水を汲んでそのまま持ち歩けるというサービスが嬉しいです。バハマの水はきちんと消毒されており蛇口から出る水がそのまま飲めます。日本の水道水と比べてしまうと少し消毒の匂いがするので気になる人は売店で水を買うことをお勧めします。
アトランティスの楽しみ方
カジノが好きな方はもちろんのこと、沢山の見どころのあるホテルです。
Aquaventure（プール）
こちらにはスライダー8個（！）と1.6kmにも及ぶ流れるプールがあり、子供も大人にも大人気のプールです。
アトランティス宿泊者は無料で入場できますが、入る際にリストバンドをもらう必要があります。部屋番号、部屋のカードを提示後このリストバンドをもらったらあとは遊ぶだけ。タオルは複数の箇所に置いてありどこから入っても大丈夫。
一応アトランティスホテルの宿泊者は他の系列ホテルのプールも一部使えたりするのですが、リストバンドをもらう場所が指定されているので長い列に並んだのに”ここではRoyalのバンドは渡せないわよ”と言われてしまうことも（経験者）。ご自身のホテル近くのプールでリストバンドをもらってから他のホテルのプールに移動するのが良いかと思います。
さてAquaventureで一際目を引くのは古代遺跡を模したスライダー。サメが泳ぐプールめがけて滑り降りるのはここしかできない体験です。とはいえ、実際は滑り降りるスピードが速すぎるのでサメを堪能する余裕はありません。サメを堪能したいのであれば同じ建物内に浮き輪を使って滑り降りるタイプのスライダーがあるので、そちらでお楽しみくださいね！
2021年5月現在：
プール営業時間
9am-8pm
スライダー営業時間
10am-7pm
ホテル宿泊者ではない人もDay Passを購入することができますが、大人は$190、子供は$75なのでこのAquaventureに行くのであればアトランティスに泊まった方がいいよね、という判断になります。
ホテルの中にある小さな水族館
Royalホテルの中には小さな水族館、The Digがあります。ここも時間があったら是非見てほしい場所。
遺跡の中に住んでいる魚たちをイメージしており水槽の中のデザインやその周りのデザインがかなり面白いです。特に魚の説明が詳しく書いてあるわけではないのですが、古代遺跡を旅している気分になり時間を忘れて見入ってしまいます。もちろん宿泊者は無料。夜に行くと少しだけお化け屋敷感覚が楽しめる場所。
押さえておきたいインスタ映えスポット
アトランティス内にはいくつか目を引くインスタ映えスポットがあります。以下の3つはよく写真スポットとして見かける場所。ぜひ探してみてくださいね。
- ハートのブランコ
- 吊り橋
- アトランティスの玉座
上記のスポットがどこにあるか見つけられましたか？正解はこちら。赤い星のマークが付いている場所にあります。
買い物と食事はMarina Villageで
こちらはThe Royalカジノを横切って進んでいったところにある屋外の施設。レストランによっては生演奏を行っていたりしており、ここで海を見ながらご飯を食べるのも気持ちよいです。アトランティスマリーナのハーバービューが広がっており、散歩にも最適。スタバも入っているのでコーヒーを買って散歩してみましょう。
日本食が恋しくなったら
The Royalには複数のレストランがあり、朝ごはんから夜ご飯まで十分この中で楽しめます。でももしバハマで日本食が恋しくなったらThe Nobuへ。The Nobuは全米で展開する寿司レストランのチェーン。ロバートデニーロが出資してスタートしたビジネスでもあり、全世界で成功を収めたレストランです。
環境にも気を使う、アトランティスのプロジェクト
アトランティスではブループロジェクトと呼ばれる組織を有しており、海の生き物の研究、保全、コミュニティとの連携などをになっています。これだけの大規模なレジャー施設を有していると環境に対する影響を気にしてしまいますが、このようなチームも持っていると安心して宿泊できますね。
ご興味がある方はこちらから寄付もできます。
