私がホイアン観光をした理由は、ネットで見つけたランタンの写真がとても幻想的だった、という単純な理由から。
実はそれ以外にもお勧めスポットはたくさんあるんです!ただ英語圏でもないので、多少情報が取りにくいのも事実。
ランタン以外に何があるのかなと思う方は多いのでは。こちらの投稿では、実際にホイアンに行った体験をもとに見どころをまとめていきます。
ホイアンへのアクセス
ホイアンはダナン国際空港から車で大体50分程度。
東南アジアではGrabという配車サービスがあるので、出発前にダウンロードしておくと安心だかつ、便利!GrabはUberの東南アジア版みたいなもので、タクシー配車のほかご飯もオーダーすることができます。
もちろん、オプショナルツアーサイトからタクシーを予約することもできます。何らかの問題でGrabのダウンロードできなかった方はこちらもあり。片道3000円弱と良心的なお値段。都合の良い方法で移動してみてください。
実はホイアンに行ってみてから気づいたのですが、ダナンで宿泊するホテルによってはホイアンまでの無料シャトルバスが出ていることも。ホテルが決まっている方はホテルのホームページを見てみてもいいかも。
ちなみに私が泊まったダナンのホテルTIA Wellness Resortでは無料のシャトルバスが出ていました。
ホイアンで必要な日数は?
ズバリ半日。
私は半日の観光でしたが十分に楽しめました。日本から直通のフライトだと、大体午後いちでダナン国際空港に着くので、早ければ午後3時前にはホイアンに着くことができます。私が行ったときは入国審査は30分くらいで済みました。
ホイアンのお店は比較的夜遅くまでやってるので、午後3時から店を散策するでも問題なし。もちろんホイアンという街が気に入って、ゆっくり街をまわりたい方は1日ステイするのもあり。
ホイアンの治安は?
良いです。
観光地ということもあり、女子一人でナイトマーケットに行っても問題なし。とはいえもちろん大通りなど明るいところ中心に散策する方がベター。
海外あるあるで店の人が馴れ馴れしく話しかけてくる、ということもありませんでした。女子一人旅でも問題なくいけちゃいます。
ホイアンお勧めの宿泊施設
今回私が宿泊したのはThe Signature Hoi Anというところ。
まずアクセスがよく、ベトナムの雰囲気を感じられるホテル。普通のホテルに飽きた人はやはりその地域の雰囲気の感じられるホテルに泊まるのがお勧め。
特に中庭に面している宿泊者専用プールは写真映えスポット!

写真撮り忘れちゃいましたが、朝ごはんはブッフェスタイル。
朝ごはんも6:30amから提供してくれるので、翌朝早く出発しなければいけない人にも嬉しいポイント。ブッフェは持ち帰りもさせてくれるし、ストレスなしの宿泊でした。
ホテル直通のマッサージ施設もありますが、こちらは当日ウォークインで入ろうと思ったら予約いっぱいというくらい人気のマッサージ屋さん。行く前に予約する方が良いかも。
The Signature Hoi An - アクセス、神!
以下地図で見てわかるとおり、ホイアンの観光スポットの一つ日本橋も徒歩圏。
同じく徒歩圏内にナイトマーケットもあるので、ホテルまでの道は夜でも明るくて申し分ない宿泊施設でした。またこのクォリティなのに1泊で1万円程度で泊まれてしまうのも嬉しい。
ホイアンのランタン流しの行われている川、トゥボン川も目と鼻の先。
Expediaから予約ができます。
ホイアンのおすすめ観光スポット
ランタン流し
ホイアンは16世紀から17世紀ごろ、日本や中国などとの貿易都市として栄え、海を介したシルクロードの一部でした。その際にランタンがベトナムに伝えられ、幸運、平和、繁栄を願って使われ始めたとのこと。
シルクロードって陸地だけじゃなかった・・・!

暗くなるとホイアンという町全体がランタンで照らされる中、トゥボン川では日没からボートに乗ってランタンを流すことができます。
それが本当に幻想的。
川に流すことのできるランタンは川沿いにいる売り子さんから買うことができます。
私の場合はツアーでの参加だったので、現地のガイドさんが売り子さんと交渉してくれたのでぼったくりなし。こういうところもツアー参加のいいところ。

流したランタンは溶ける素材で作られてるのかと思いきや、しっかり朝なのか深夜なのかに回収するんだそう。

ちなみに、毎月14日はHoi An Lanterm Festivalと呼ばれ、町の電気を消してランタンの光だけになるお祭りを毎月開催しているとのこと。
今度行かれる方はその日を狙ってもいいかも。
ココナッツボート (Bay Mau Coconut Forest)
ランタン流しと一緒に体験して欲しいのがココナッツボート。
ココナッツボートと言われますが、船自体がココナッツでできているわけではなくこのボートに乗ってココナッツを取っていたことに由来するそうです。
ホイアンの中心地から車で15分。
トゥボン川に注ぐ川の周りにはココナッツの生えているジャングルがあり、この丸いボートに乗ってジャングル探検をするというのがホイアン近郊の観光スポットなのです。

このボート体験、実はかなりユニーク。
確かにこのボートに乗ること自体可愛いし、なかなかできない体験ではあるのですが、このボートに乗って移動する先で不思議なことが体験できます。
一つはボートを高速で回転させるアトラクション。
しっかり別料金、現金払いなので1000円分のVNDを用意していきましょう。
二つは謎のカラオケおじさん。
それもわざわざ水上でカラオケをしているので謎。このシュールさは行った人にしかわからないので、ぜひ体験してもらいたいです。
行った方はぜひコメント欄で感想を教えてください!笑

オール一つでこの丸いボートでまっすぐ進むという行為、実はかなりの技術が必要。
ボートの形次第でこんなにも感じる水圧が変わるのね、というのを現地で体験してほしいです。
ではなんでこんな漕ぎづらいボートを使っているのか。答えはフランスが植民地化していた時代まで遡ります。
過去、フランスがベトナムを植民地化した時に、船には税金をかけられていたそう。船の形をしていると税金がかかるということを知ったベトナム人。ここぞとばかりに知恵を働かせ、生まれたのがこの丸いボート。通常のボートの形をしていないんだから税金はかからないでしょ?と税金を逃れるために作られた形なのでした。
ホイアンの古民家 (タンキーオールドハウス(Old House of Tan Ky)

ホイアンという街で最も古いと言われている家がこちら。なんと築200年、しかもまだ現役で家として使用されている家であるというから驚き。1階部分は博物館として使用されてますが、2階にはオーナーさんが住んでいます。

川に面しており、かつては川から運ばれた荷物を置いていたであろう倉庫の部分なども確認できます。
ホイアンは川に面しているからこそ、たびたび洪水に見舞われており、この家も例外ではありません。
1階には過去どの規模の洪水があったのか、洪水のタイミングと水位が確認できる柱があります。

木造かつ何度も洪水に見舞われているのにまだ現役な古い家。200年ってだけでもびっくりなのにたびたび洪水に見舞われていたというのだから驚き。
洪水と共に生きてきたからこそ、家には洪水時に荷物を2階に引き上げるためのリフトがあったりします。
使われている木材は水で腐ってしまってはいけないので、家の柱として使用する前に10年程度水に沈め、問題なかったものが建築に使われるのだとか。
その他、この博物館の名物がこのコップ。実はあっと驚く仕掛けがあります。これもぜひ現地で説明を聞いてみてくださいね。

日本橋(来遠橋)
ホイアンといえばよく出てくるスポットがこちら。日本橋。
その昔、ベトナムにはアジアから移民が多く住んでいたそう。当時日本人も例外ではなくホイアンには日本からの移民がいて、この橋が中国人街と日本人街を繋いでいたんだそう。日本が鎖国に入ると決まってから日本人が撤退してしまったため、今やホイアンに日本らしさはあまりないのですが、この地に昔日本人がいたんだなと想像すると感慨深いものがあります。
ちなみにこの橋はVNDのお札にも載ってるので、ベトナム人にはとても有名な橋なんだそう。

夜と昼でガラッと印象が変わるので、いずれの時間帯も見てほしいです。個人的お勧めは夜。

ちなみに橋の上には参拝ができる場所があり、そちらの参拝は有料。橋を渡るだけなら無料です。
ベトナムでは干支があり、過去年を表す際に十二支が使用されたようで、下の戌の像はこの橋の完成時期を表したんだそう。ちなみにベトナムの卯年はウサギに代わりに猫なんだって。猫好きの筆者としてはたまらない!

カフェ巡り
ホイアンといえば可愛い街並みが有名なのですが、その中でもぜひいくつかカフェに入って欲しいです。
なぜならベトナムは世界第2位のコーヒー産出国だから。
バーよりカフェが多い笑。カフェなのに深夜まで空いています。普通のコーヒーではなく、ココナッツを入れたコーヒーだったり練乳が入ったいわゆる有名なベトナムコーヒーなど、日本ではあまり馴染みのない飲み方ができます。旅の醍醐味の一つはその国にしかない経験をすることですよね。
ぜひいずれの飲み方も体験してみてください。ココナッツコーヒー、ベトナムコーヒー両方試しましたが、全然いける。
さてホイアンで有名なカフェを2つ以下に紹介します。
Faifo Coffee
このFaifo というカフェは個人的にもすごく行きたかったのですが、完全に行きそびれてしまったので他の方のインスタから拝借。
屋根の上から見るホイアンの街並みが素敵。