※COVID19の影響もあり国境が閉鎖されている可能性があります。いく前にぜひ状況をご確認ください。
ニューヨークに来たら一度は見たいナイアガラの滝。
ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境の間に位置する滝で、アメリカ滝、ブライダルベール滝、カナダ滝という3つの滝の総称となります。
ナイアガラの滝の紹介に使われる写真のほとんどは実はカナダ側から撮ったものが多いです。それもそのはず、滝の起点はアメリカ側にあり、3つの滝のうち2つの滝の起点がアメリカ側にあるため起点から滝つぼまで全体を見渡せるのがカナダ側になるからです。観光に適した季節などその他の詳細はこちらからご確認ください。
歩いて国境を渡る
ニューヨークからナイアガラの滝に行く場合、ほぼ全員がカナダ側とアメリカ側両方を訪問します。ツアー会社提供するナイアガラ観光のパッケージツアーも両方の国を訪問することを前提に作られたものがほとんど。ちなみにナイアガラの滝に一番近い国境であるレインボーブリッジは歩いて渡ることができ、渡った先はカナダのオンタリオ州になります。もちろんパスポートの提示が必要ですが、歩いて国境を渡る場合eTAという電子ビザの申請は不要です。
国境通過の所要時間は混み具合にもよりますが大体60−90分程度。通過の際には手数料が必要でカナダからアメリカへの入国は50セント、また入国税の6ドルが必要です。50セント分は回転バーに使うためカナダドルかアメリカドルのいずれか小銭で用意する必要があります。カナダから入りアメリカへ入る方は必要なビザがあるかご確認ください。
カナダ側の見どころ
Table Rock
こちらから見る滝はマスト!これをみないとカナダ側に来た意味がないと言われるほど有名なスポットがこちら。Table Rockという名前の由来はその地が過去卓上のように見えたからだそう。落石などで現在は名前の由来となったその形からだいぶ変わってしまっていますが、現在はその場所がカナダ滝を見るための絶好のポイントとなっています。
Zipline to the Falls
少し値が張りますが、ナイアガラの滝を観光していると目につくのがこちらのアトラクション。7歳以上の方で一定体重以下の方が参加することができます。私は時間がなくてできなかったのですが、このアトラクションは是非夜にやることをお勧めします。ナイアガラの滝のイルミネーションを見ながらジップラインで空を飛ぶ体験ができるのはここだけです。
料金
昼:69.99カナダドル + 税金と手数料(49.99カナダドルになる時間帯もあり)
夜:79.99カナダドル + 税金と手数料(時間によっては20カナダドル引き)
Journey Behind the falls
すぶ濡れになる構図は変わらないものの、そのツアーの名前の通りトンネルを進んで滝の真裏に出るアトラクションです。真裏だけではなく真横から滝つぼを見る滝見台が用意されており、迫力あるカナダ滝を間近で見ることができます。
Skylon Tower
展望レストランやビュッフェのレストランが入っており、ナイアガラの滝を見ながらの食事が楽しめる他、地上から235メートル上空にある展望台からナイアガラの滝を見ることができます。夜ならイルミネーションを見ることもできるため大人気の場所。レストランの顧客は、展望台の料金が免除されます。
展望台の料金:
昼のチケット:大人14.5カナダドル、子供:8.5カナダドル(4−12歳)
昼夜兼用チケット:17.50カナダドル、子供:12.76カナダドル (4−12歳)
それ以下の年齢は無料。
予約はこちらから。
Hornblower Cruises
こちらはアメリカ側のアトラクションであるMaid of the Mistに似たカナダ側のアトラクション。Maid of the Mistが青のポンチョなのに対しこちらは赤のポンチョとなるのが特徴的です。
料金
大人:34.47カナダドル
子供:23.16カナダドル
5歳以下:無料
White Water Walk
滝の下流沿いが歩けるようになっており、そのまま歩いて行くと間近で水流による渦(Whirlpool)が間近で見れる歩道です。ここを渡るのに料金はかかりますが、以下のようなインスタ映えのする写真が撮れます。
料金
大人:17カナダドル
子供:11.25カナダドル
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Floral Clock
少し北上すると、ナイアガラ公園の一部として花で囲まれた大きな時計があり、インスタ映え抜群。年に2回デザインを変えているんだとか。近くには植物園などもあり、ゆっくり過ごす時間がある場合訪問しても良さそうです。
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Whirlpool Jet Boat Tours
Hornblower Cruisesよりもスピードが出るボートでうねる水上を走るため、さらに濡れたい方はこちらもお勧め。
料金
大人:73.95カナダドル
子供:44.95カナダドル
現地での移動手段について
Uberなどの配車サービスも使えますが、国境を渡るときは使いづらいなど制限もあるのでWEGOというバスについて記載します。
WEGOという観光者向けバスのサービスが運行しており、一日券は大人9カナダドル、子供6カナダドルで乗り降り自由です。バス車内でチケットは買えず、”We Sell WEGO”というサインを掲げているお店でチケットを買う必要があります。2日券もあり、大人、子供それぞれ13.5カナダドル、10カナダドルとなっています。5歳以下は無料です。
ちなみにこちらのWEGO2日券はWonder Passというパッケージチケットにも含まれており、Journey Behind the FallsやButterfly Conservatoryなどのチケットがセットになったものでオンラインで購入すると大人25ドル、子供17ドルとかなりお得なのでカナダ側をゆっくりされる方は検討してみても良いかもしれません。
その他、カナダ側でできること
アメリカ側の自然いっぱいなのどかな雰囲気と対照的に、カナダ側はより観光地化しておりホテルやカジノ、観覧車まであります。またレストランも多くツアー会社を通して旅行した際にもカナダ側で食事を取りました。
その他、カナダ側で目を引いたのは(当たり前ですが)お土産の種類が違うこと。カナダの天候だと氷点下になることもしばしば。逆にその寒い気候を使って育てられたぶどうが氷点下で凍り、その凍ったままのぶどうを絞って作られたワイン、その名もアイスワインが有名です。オンタリオ州はこのアイスワインの名産地であり、カナダ定番のメープルシロップとともにアイスワインがお土産屋さんで販売されていました。カナダのお土産も買えてちょっと得した気分になります。
ナイアガラの滝、裏話
私がナイアガラの滝のオプショナルツアーに参加した際に聞いたツアーガイドさんのお話で記憶に残っているのがこちらのテイラーおばさんのお話。現在はもちろん禁止されていますが、過去はナイアガラの滝を下ることができたらしくテイラーおばさんは1901年ご自身の63歳の誕生日に樽に入りナイアガラの滝を下ることを決意します。こちらが現在言われている世界初となるナイアガラの滝下りの成功ストーリー。
アメリカ側の見どころについてはこちらの投稿をご覧ください
ニューヨークに来たら一度は訪れたい、絶景ナイアガラの滝(アメリカ側)
世界三大瀑布一つであるナイアガラの滝。ここはニューヨークに来たら必ず寄って欲しい場所の一つです。アメリカとカナダの国境の間に位置する滝で、アメリカ滝、ブライダルベール滝、カナダ滝という3つの滝の総称となります。頑張ればNY市から日帰り旅行もできます。 ナイアガラの滝への旅行で一番良い季節はもちろん6−8月などの夏。ニュ ...
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