
ナパバレー、一年中ワインが楽しめるが夏と秋が一番良い季節。
サンフランシスコを北に車で1時間ほど行くとオーパスワンやKenzo Estateなどの有名ワインの産地であるナパバレーが広がります。
カリフォルニアワインはアメリカのワインの約90%を占めており、そのうちの1/3がナパ郡で生産されているほどカリフォルニアはワインが有名なんです。
ワインが好きな方であればこだわりのワイナリーを予約しワイナリー巡りだけで旅行を組む人がいらっしゃいますが、本ブログではサンフランシスコ旅行中に日帰りでワイナリーを楽しみたい方向けのツアーを紹介いたします。車の免許がなくてももちろん大丈夫!
Wine Trainに乗ろう
お勧めするのはその名もWine Train!選択できるツアーは複数ありますが、基本的にナパバレーを運行する鈍行列車に乗り食事とワイン、そして葡萄畑の景色を堪能。その後ワイナリーを訪問しワインについての説明を受け、試飲を行い、さらにその場でワインを購入することができるという素敵なパッケージツアーです。
そもそもこの列車は1864年に資産家Samuel Brannanという方が自身のスパリゾートに顧客を呼び込むため建設。その後、離婚により彼の資産は売却を迫られCalifornia Pacific Railroadの保有物になったのだそう。その後紆余曲折あり、現在Wine Trainの運営を行っているNapa Valley Wine Train社が購入、1989年よりこのサービスを運行しているそうです。
Grgich Hills Winery Tourに参加
私が過去参加したツアーはGrgich Hills Winery Tourというもの。
当日は、まず待ち合わせ場所に行きそこからシャトルバスでNapa Trainの列車乗り場に向かいます。
Napa Trainに乗ったらゆっくり進む列車の中で葡萄畑を見ながらランチタイム。年季の入った列車の雰囲気もいい感じでした。

列車の窓からはのどかな葡萄畑が見える

ランチのスープ

ランチのメインディッシュ
今回訪問したGrgich Hills Estateを創業したMike Grgich氏はカリフォルニア産の白ワインが世界に認められるきっかけを作った有名な方。現在は既に経営からは外れていますがこのMike氏は2017年に彼のワイナリーを訪れた際、ワインを購入した方にワインのボトルにサインをしてくださっていました。
Grgich Hills Estateについての日本語の説明はこちら

当時旬だった赤ワインを堪能。

ワインセラーツアー

畑と葡萄の説明
ワインセラーには1時間ほど滞在。ぶどう畑や土壌、そしてワインの生産の工程などを教えていただきお土産を購入する時間も十分にあります。
その後はまたワイントレインに乗り元の駅まで戻ります。駅のある街はナパバレーの市内にあり、シャトルバスが来るまで街を散策できます。もちろんお土産屋さんもありますし、カフェ、おしゃれなスーパーなどがありました。
すごくのどかなのに優雅な気持ちになれるツアーです。もちろん車の運転も必要ないのでたくさん飲んでも大丈夫。お土産もバッチリ買えますよ。
ワイントレインの予約は以下のサイトから。
COVID19によりしばらく運休していましたが、2021年5月17日より営業を開始しています。
https://www.winetrain.com/our-tours/