アイスランドは自然が多い国で有名です。自然が楽しめるスポットが多い南の海沿いについてすでに記事にしていますが、実はアイスランドにはさらにあっと驚くような自然があるのです。それがGolden CircleとBlue Lagoon。
アイスランドに来たら間違いなくこの2つに訪問してください。鉄板中の鉄板のため、多くのツアーが企画されています。
今回はアイスランド2泊3日旅行のの2日目に参加したツアーについて、見どころ含めてご紹介したいと思います。
ちなみにこちらのブログの写真を見てもわかるとおり、ずっとジメジメして小雨が降っているような天気のことが多いです。アイスランド旅行には防寒対策のできる雨具などがあると便利。実際はSALEWAのジャケットでしたが、私は空港で似たような雨もしのげるジャケットを購入しました。結果大活躍でアイスランドに居た３日間、それを着ていました。靴は特に氷河上をハイキングする、等のツアーに参加しないのであれば自前の運動靴で十分です。
ゴールデンサークル（Golden Circle）
早速ゴールデンサークルに含まれる3つの場所を写真付きで紹介したいと思います。
ゴールデンサークルと聞くと、アメリカ在住者は”え、イエローストーンのグランドサークルのこと？”という返事が返ってきそうですが（私だけ？）アイスランドのゴールデンサークルはゲイシール地熱地域、グトルフォスの滝、シンクヴェトリル国立公園を巡る300キロのルートの名前です。首都レイキャビクからは車で1時間半程度とアクセスもいいのが嬉しいところ。
ゲイシール間欠泉（Geysir）
とりあえずボキャブラリーの足りない私は”自然ってすごーい”しか言えないのですが、100回くらいはすごいって言ったんじゃないかと思うくらいの場所がこちら！ゲイシール自体は活動を停止してしまっているのですが、近くにあるストロックル間欠泉が空気を読んで10分に1回くらい熱湯を排出してくれるので、写真を撮り損ねても何度もシャッターチャンスを作ってくれます。左下の写真、ちょうど間欠泉が吹き出す際水の張力で止まっている瞬間、これが個人的にツボ。
ゲイシール間欠泉も2000年前半まで熱湯を排出していたようですが、現在は活動停止。でも地震の活動によりまた活動再開する可能性も残っているようです。今は静かに大きな口を覗かせているだけ。
この2つの有名な間欠泉以外にもぼこぼこしている水溜りが至る所にあり、比較的見どころは多めです。近くにお土産屋さんもりあり、参加したツアーではGeysir Restaurantというところでランチをしました。
グトルフォスの滝（Gullfoss Waterfall）
こちらの滝も迫力満点。カナダのナイアガラの滝にも匹敵するのではというくらいの規模であり、かつ周りが自然に囲まれているので商業化し過ぎていないところも個人的にはポイント高い場所。
ここの滝では過去イギリスの企業が水力発電の建設計画を立ててました。その計画をSigríðurという名の少女がこの工事に反対。なんと工事の計画を中止しないtp滝壺に自らの身を投じるぞと脅したり、レイキャビクまでの200kmまでの道を何度も徒歩で往復するなどして工事を中止を訴えた、という衝撃の実話があります。
彼女のおかげで この滝も含め自然を残そうという機運が働いたそうで、現在のアイスランドの自然がそのまま残されているのは一部彼女のおかげなんですよね。
シンクヴェトリル国立公園（Thingvellir National Park）
こちらは2004年ユネスコの世界遺産に登録されている地殻変動の結果できた場所。大きな岩の裂け目が見られるところです。上空から見ないとわかりづらいですが、想像を絶する地球の割れ目が確認できます。
また自然の偉大さに心を奪われ忘れがちではありますが、この場からアルシングと呼ばれるアイスランドの民主議会が生まれており、アイスランドでは重要な場所。ハイキングコースが整備されておりかつ起伏も激しくないので、マイナスイオンを堪能しながらゆっくりと歩くことができます。
溶岩でできた岩肌がフィルターの役目を果たしており水の透明度が高いのも特徴。あまりに水が綺麗なので、川なのですがダイビングやシュノーケリングもできるそう。こちらに詳細が載っています。
| Thingvellir National Park Austurstræti 12, 101 Reykjavík HP：https://www.thingvellir.is/en/ |
ブルーラグーン（Blue lagoon）
日本人の大好きな場所、温泉。アメリカに住んでいるとやたら温泉が恋しくなりませんか？
このブルーラグーンは天然温泉ではないのですがシリカが含まれており、お肌の汚れをとる作用があるため女性に大人気。温泉の至る所にシリカの泥が置いてあり、顔に塗りたくることができます。結果この温泉の中ではパックをした方が沢山おり、ちょっと不気味。
2021年6月現在、COVID19から回復しすでにReopenしているそう。全体的にすごく清潔かつおしゃれででラグジュアリー感漂う雰囲気になっています。間違いなくアラスカのチナ温泉より綺麗。アラスカかアイスランドどちらかで旅行先を迷っている場合はこちらをおすすめします。
料金体系は複数用意されており一番シンプルなプランでUS53ドル。営業時間は月によって変わるのでHPでご確認ください。
サウナやスチームサウナがある他、温泉に浸かりながらお酒が買えるバーも付いていてこれも嬉しい。
こちらにはギフトショップでこのシリカ泥などが購入できるようになっています。Algae maskとMud maskの２種類があり、前者はアンチエイジングやモイスチャライザー、後者はディープクレンジングの性質を持っているので好みに合わせて購入すると良いかと思います。
さらにさらに、ここにはホテルが併設されており宿泊もできてしまうという素晴らしい場所。インスタ映えも狙えるラグジュアリーホテルです。次回行くときは宿泊を狙っています。
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注意点が一つだけ。水着を絶対持参してください。一応レンタルもできるのですが、2017年にここで水着をレンタルした時のことが今でも忘れられません。
理由はTHEスクール水着という水着のみの用意しかなく、さらにそのスクール水着にFor RENTALと大きく書いてあったこと。水着のレンタルという意味なのはわかるのですが、着ると着用している自分自身がレンタルできるのかと勘違いしそうな状況。”How much are you?”って言われませんでしたが、絶対突っ込みたかった人はいたはず。
| Blue lagoon Iceland Norðurljósavegur 9 240 Grindavík Iceland HP:https://www.bluelagoon.com/ |
その他、ツアーで訪れたところ
Firidheimar
アイスランドの冬は長く、ここでトマトは一年中ハウス栽培されています。地熱により温められた水による暖房を使用しているほか、害虫を減らすため食虫植物を置くなどしており、エコフレンドリー。
ここで育てられたトマトを使ったスープやトマトジュースが美味し過ぎて、今でも記憶が残っています。こちらではトマトを使った料理も提供しており、トマトの栽培されているグリーンハウス内で楽しむこともできます。
| Firidheimar Reykholti, Bláskógabyggð, S-806, Selfoss HP:https://www.fridheimar.is/en |
2021年新しい観光スポット Sky Lagoon
2021年、アイスランドに新しいスポットSky Lagoonができました。こちらは地熱ラグーンでインフィニティープール様式で海を見ながら楽しむことができるようです！ラッキーだったらオーロラが見える他、時間帯によっては綺麗な夕日も望めるそう。
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料金体制は２種類。
基本的な内容が含まれたPure Passは大人ISK8,500、子供ISK4,250。（大人は米ドルで70.5ドル程度）
プライベートな脱衣所とアメニティが使えるSky Passは大人ISK13,900、子供ISK6,950だそう。（大人は米ドルで115ドル程度）
| Sky Lagoon Vesturvör 44-48, Kópavogur, Iceland HP:https://www.skylagoon.com/ |
似たような場所に連れて行ってくれるツアー
ご自身で運転をしない方、知らない地で運転するのが怖い方、または弾丸旅行で車を借りるよりツアーに参加する方が楽という方も多いかと思います。上記はまさしく私に当てはまることなのですが結局ツアーに参加してしまうことがほとんど。私が実際にアイスランドで参加したツアーはもうすでに存在しないようなので、似たようなツアーをVaitorにて検索し、以下にまとめました。いずれも評価が高いもののみセレクトしています。
