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ニューヨークに来たら一度は訪れたい、絶景ナイアガラの滝(アメリカ側)

2021年5月18日

ナイアガラアメリカ側

世界三大瀑布一つであるナイアガラの滝。ここはニューヨークに来たら必ず寄って欲しい場所の一つです。アメリカとカナダの国境の間に位置する滝で、アメリカ滝、ブライダルベール滝、カナダ滝という3つの滝の総称となります。頑張ればNY市から日帰り旅行もできます。

ナイアガラの滝への旅行で一番良い季節はもちろん6−8月などの夏。ニューヨーク市よりも少し涼しいくらいの気候で、かつ後述しますがナイアガラの滝の飛沫やアトラクションでずぶ濡れになる可能性が高いので夏のシーズンに行くのがベスト。本サイトで使用している写真も8月に撮ったものとなります。

ナイアガラの滝に一番近い空港はBuffalo(バッファロー)というニューヨーク州の空港となり、ニューヨーク市の空港からは飛行機で1時間半程度で到着します。車でも行けないこともないですが6−7時間の運転を必要とするため、今回は飛行機を使用しての旅行をご紹介したいと思います。NYCから空港までのアクセスはこちらの記事でも紹介しています。

ナイアガラの滝の歴史

ナイアガラの滝は氷河期後期、今から12000年前の氷河の侵食によってできたと言われています。現在も滝による地盤の侵食があるため、調査の必要性とその対策についてNY州政府への圧力が高まっているそう。2017年当時、今後近いうちにナイアガラの滝の水を抜く可能性があるのでそれを見るのが楽しみだ、とガイドさんが言っていたのを覚えています。COVIDもあったためかまだ実施されていないようですが、こちらの記事にNY州が調査のため近いうちに水を抜く計画を立てているということが書かれています。
ちなみに1969年にも調査目的でナイアガラの滝の水を抜いたことがあり、初めてではありません。

バッファローからナイアガラの滝まで

バッファロー空港からナイアガラの滝までは車で30分程度です。Uberも使うことができて空港から片道40ドル程度なので、車の免許があればレンタカーでも良いかもしれません。

ナイアガラの滝、アメリカ側とカナダ側の違いとは

ナイアガラ アメリカ側マップとおすすめポイント

このナイアガラの滝州立公園のマップに示されているようにアメリカ側に滝(赤の星のマーク)が集中しており、滝の起点と滝に向かうまでの川の流れを見れるのがアメリカ側のいいところです。一方、滝壺まで全体を見渡せるのがカナダ側となっており、一般的にカナダ側からが写真映えがするということで人気があります。とはいえ、アメリカ側ならではの見どころも多く、本投稿ではその辺りも含めてご紹介していきます。

アメリカ側の見どころ(青の星のマーク)

  • Maid of the Mist
    ナイアガラに来る観光客必見なのがこちら。船で滝つぼ近くまで乗っていき滝のダイナミズムを感じるこのツアー。ポンチョはツアーに付随しているもののこれを着てもずぶ濡れになり、音と水飛沫がすごくて隣の友達とも全く会話にならないという不思議な体験ができます。
    <料金>
    大人:25.25ドル
    子供(6−12歳):14.75ドル
    5歳以下:無料
    COVID19のためしばらく運営をストップしていましたが、2021年4月29日より再開しています。営業時間はこちらをご覧ください。2020年より排気ガスなしの電気ボートが運行しており環境に配慮した運営を行なっています。

    Maid of the mist

    顔を上げていられないほどの水飛沫

  • Cave of the Winds
    こちらはブライダルベール滝を滝壺近辺から見ることができるツアーとなっており、ブライダルベール滝のほとりで赤い色が印象的なHurricane Deckと呼ばれる木製の橋をを歩いている人たちはこちらのツアーに参加している人です。オンラインでの予約ができず、現在観光できる人数を絞っての運営となっているようです。9 am - 4:15 pmの間チケット販売中。
    <料金>大人:19ドル、
    子供(6−12歳):16ドル
    5歳以下:無料
  • N.Y.S. Observation Tower
    こちらは現在無料で公開している、展望台でナイアガラの滝を高い位置から見下ろすことができ人気が高く並ぶ可能性が高いです。ナイアガラの滝、アメリカ側
  • Goat Island
    この島はその名の通り、過去この島でヤギを飼育していたことが名前の由来。こちらの島にあるTerrapin Pointが滝を見る絶好のポイントとなっています。
    ゴートアイランド
  • Luna Island
    こちらはアメリカ滝とブライダルベール滝の間に位置する小さな島なのですが、両方の滝の起点を見ることができかなりお勧めです。訪問した当時小さな花も咲いており、滝の迫力と大変対照的な光景に感動したことを覚えています。

    ブライダルベール滝

    滝壺付近にはHurricane Deckが見える。

  • Three Sisters Islands
    Goat Islandからいけるこちらも小さな島。ここから見える川がカナダ滝につながっています。滝の迫力とはまた違い、比較的穏やかな川の流れがとても綺麗です。
  • Prospect Point
    ビジターセンターや前述の展望台などが位置する場所にあり、アメリカ滝、さらに奥にはカナダ滝を見ることができます。
  • Whirlpool State Park
    こちらは訪問したことはないのですが、滝から車で10分程度北上したところにある公園で Tripadvisorでも上位に入ってくる公園です。滝の下流に位置し、子供が遊べる公園やトレッキングコース、川の流れでできた渦(Whirlpool)を上から見ることのできるWhirlpool Aero Carが運行しています。

宿泊することのメリット

頑張れば日帰りで行ける、と書いていますが時間がある方はぜひ1泊しての旅行をお勧めします。

ゆっくりできるのももちろんですが、大きな理由はナイアガラの滝のイルミネーションがみれるからです。夜8時から夜中2時まで毎晩ライトアップが行われ、現在通常のイルミネーションに加え2020年11月以降スタートしたInspired by natureというテーマの5分程度のショーが1時間毎に実施されているようです。その他、Empire state buildingと同じようにその日のイベントにあわせイルミネーションの色を変えています。こちらからイルミネーションの色と時間を確認することができます。

オプショナルツアーという選択肢

余談ですが、私が訪問した2017年当時、JTB社がニューヨーク発ナイアガラ1日観光  ~往復航空機利用、滝が見える眺望レストランの昼食付き~/往復飛行機代と昼食付き、というプランを提供していました。500ドル弱で全て手配してくれるオプショナルツアーで旅程の効率が良いことから当時私はこちらのツアーに参加しました。その際は朝4時40分にマンハッタンのウェスティンホテルに集合し、みんなで空港に向かったことを覚えています。フライト代と空港までの送迎、またバッファローに着いてからの移動を考えるとこのようなオプショナルツアーの方が費用を抑えられる可能性も高いです。

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