世界中のシェフが集まる街、ニューヨーク。
ニューヨークは英語圏で最もミシュラン星つきレストランが多い街で、毎年新しいレストランができては消え、できては消えを繰り返しています。そんな食の街だからこそニューヨークに来てからレストラン巡りが趣味になった、という人も多いですよね。私ももちろんその一人です。
ブロードウェイとレストランはニューヨークを代表する2大産業と言っても過言ではありません。
ミシュランガイド2021発表
さて今年5月頭、2021年のミシュランガイドに掲載されるレストランが発表されました。
このコロナ禍で苦戦したレストランも多かったはずですが、ニューヨークには新たに7つのレストランが1つ星を獲得しています。
- Tsukimi: (Japanese, seasonal cuisines) 288 E. 10th St., New York, NY
- Rezdôra: (Italian, Emilian cuisines) 27 E. 20th St., New York, NY
- Jua: (Korean, Korean contemporary cuisines) 36 E. 22nd St., New York, NY
- Don Angie: (Italian, American cuisines) 103 Greenwich Ave., New York, NY
- Kochi: (Korean, Contemporary cuisines) 652 Tenth Ave., New York, NY
- Francie: (Contemporary, Italian cuisines) 134 Broadway, Brooklyn, NY
- Vestry: (Contemporary, Modern cuisines) 246 Spring St., New York, NY
やはり世界中のシェフがニューヨークに集まるだけあって、レストランのジャンルがアジアから欧州まで幅広いのも特徴的。最近はコテコテのフレンチだけではなく韓国料理も多くリスト化されるようになってきました。
コロナによる影響で星を失ったレストラン
一方このコロナ禍でレストランのクローズを余儀なくされたこともあり、残念ながらAldea, Del Posto, Gotham Bar and Grillなど15のレストランが星を失ってし
まう結果となりました。
個人的に1番のレストランは
気づいたらニューヨークだけでもミシュラン掲載店に30店舗以上訪問していましたが、帰国が決まった時にもう一度行きたいレストランはどこか、と聞かれたらEleven Madison Parkを選択すると思います。料理の美味しさだけではなく経営方針も考慮しました。是非過去の記事も参考にしてみてください。
一方、料理の美味しさと演出性、またアジアンテイストが好きな方にAtomixをお勧めしたいです。ここはまた近いうちに記事に書きたいお店。席数も多くないのでなかなか予約が取れません。
ミシュランについての雑記
ちなみに最もミシュラン星付きレストランが多い街は東京。ただ言語の壁があるため海外出身シェフはあまり多くありません。
東京のミシュラン常連のレストランサンパウも本場スペインのシェフが作成したレシピに沿って日本のシェフがそれを再現しているそうです。(ランチとディナーでレシピが変わり、時間帯毎にスペインで修行した日本人シェフのレシピとスペインのシェフのレシピを使い分けるそうです。)
とはいえ本場で使うような食材が日本では手に入らないこともあるので、その場合は日本にいるシェフが日本で手に入る食材をアドバイスをしながらメニューを作っていくんだそう。レストラン業界は奥が深い。
良いお店の見つけ方
ミシュランに限らず、気になるレストランを探すときに私が行っている方法のいくつかをご紹介します!
個人的にYelpの評価が一番実勢を反映していると実感しています。したがって、 ①ResyやTockなどのレストラン予約サイトで探す。②Yelpで評価を確認する。③インスタグラムに行き、実際の料理の写真を見て最終確認を行うという方法が多いです。また①の情報源としてEater、NYTも使います。 ネットでもミシュランのお店は探すことができますが、個人的には紙媒体が好きでミシュランガイドの本も持っています。行ったところをマーカーで消していくのが好き。(とんでもなくアナログです笑)。紙媒体のミシュランガイドはAmazonからも購入できます。(まだ2021年のミシュランガイドは購入できないようなので2020年版のリンクとなります。)